RUGMATAGの接着剤が届くまで——その“裏側”を訪ねました
こんにちは。
大阪北堀江のタフティング専門店 RUGMATAG(ラグマタグ)です。
RUGMATAGで販売しているラグ用接着剤は、就労継続支援B型事業所「ワンダーフレンズ」さんの利用者さんたちによって、一つ一つ丁寧に詰め替えられています。
先日、私たちは実際にその作業現場を訪問し、普段どのような想いで作業してくださっているのか、お話を伺ってきました。

接着剤詰め替えの現場へ
RUGMATAGの接着剤は、お客様が使用しやすいサイズのボトルに小分けして販売しています。
以前は全て自分達で行っていたのですが、現在その詰め替え作業を担ってくださっているのが、ワンダーフレンズさんです。
この日も、スタッフのみなさんが集中して、丁寧に作業されていました。





計量、注入、キャップ締め、ラベル貼り——
どの工程も落ち着いた手つきで、きっちりと進められていきます。
作業場の空気はとても穏やかで、「ものづくりに向き合う時間」を大切にしていることが伝わってきました。
私たちの接着剤が安心してお客様の手に届くのは、こうした丁寧な仕事のおかげです。
スタッフの方にお話を伺いました
この日、詰め替え作業を担当していたスタッフの方にお話を伺いました。
「緊張しますけど、楽しいですね。やりがいがあります。いつもRUGMATAGさんの仕事が終わったら、ご褒美に近くのアイス屋さんに寄るんです。」
その穏やかな笑顔から、仕事を楽しんでいる様子が伝わってきました。
作業中に気をつけていることをお聞きすると、
「切ったあとに“どこから出るんだっけ?”ってなることがあるので、持ち手の位置を間違えないように、しっかりシミュレーションするようにしています。以前よりも落ち着いて作業できるようになりました。」

と、教えてくださり、一つひとつの工程を大切にされているのが印象的でした。

さらに、「苦手なことにチャレンジしたい」という気持ちでこの仕事を始めたこと、「みんなで話しながらやってみるうちに、自分にもできるかもしれない」と思えた瞬間があったことなど、前向きな言葉が次々と出てきました。
“見えないところで支えてくれている”人たちへ
こうして詰め替えていただいた接着剤は、RUGMATAGから全国のお客様のもとへ届けられ、その先で数えきれない数のラグづくりに使われています。

ワンダーフレンズさんの丁寧な手作業に加えて、接着剤を製造するメーカーさん、
日々アドバイスをくださる敷物工場のみなさんなど、たくさんの方々の力が重なって、RUGMATAGの商品がかたちになります。
“ものづくりの裏側”には、いつも人の手と想いがあります。
そのすべてに支えられて、今のRUGMATAGがあることを改めて実感しました。
おわりに
ワンダーフレンズのみなさん、いつも本当にありがとうございます。
またお会いできる日を、スタッフ一同心より楽しみにしています。
そして、この記事を読んでくださった皆様にも、接着剤が手元に届くまでの物語が少しでも伝わっていれば嬉しいです。
これからもRUGMATAGはものづくりの裏側にある人の温度を大切にしながら、より良い商品をお届けしていきます。
ワンダーフレンズさんについて
全国21カ所で事業所を展開する就労継続支援B型事業所です。
ものづくりや軽作業を通して、利用者さんの「働く経験」を広げ、「自分にできること」を増やすサポートをされています。
