【初心者必見】タフティングとは?今話題の新時代の手芸を解説
(2024年8月更新)
こんにちは。大阪の森ノ宮でタフティングのワークショップと機材・資材の専門店を運営しているTufting studio & shop RUGMATAG(ラグマタグ)です。
今回は、“そもそもタフティングとは”ということについてまとめてみました。「タフティングって最近よく聞くけど何なの…」という疑問をお持ちの方に少しでも参考になれば嬉しいです。
昨今日本のテレビやSNSでも目にするようになってきたタフティング
SNSで「Tufting」で検索すると国内外の沢山の人が自宅やガレージなどの作業場でラグを自作しているのを見ることができます。
数年前にアメリカのアーティストがタフティングガンを使用して作品を作り、SNSにアップされたのが話題になり、そこから世界中に広がっていきました。
※日本では広がり始めたのが2021年
タフティングガンというハンドミシンのような機械を使用して布に毛糸を打ち込んで作品を完成させていく様はとても魅力的で、更に完成したラグを見ると「これが自分でも作れるの?」と思わせます。
タフティングはファブリックの製造技法の名前
タフティング(Tufting)とは技法の名前で、ファブリックの製造方法の1つです。日本の敷物会社さまでも昔からこの技法はラグやマットの製造で使われていますが、減少傾向にあります。
日本の敷物会社さまで使用されているタフティングガン(敷物製造会社さまではフックガンと呼ばれることも)は工業用で、機械の重量も重く4kg近くあります。
そのタフティングガンが1.4kg程度の家庭用サイズでアマチュア向けに性能も最適化された物が製造されるようになったのも、このブームを生み出した要因の一つです。
タフティングの魅力
自宅に作業環境が用意できる方なら誰でもホームタフティングを行うことが可能です。
デザインは自身で用意する方も居ますし、好きなキャラクターなどを制作される方もいらっしゃいます。用意したデザインをプロジェクターで転写して書き写すことで絵が描けなくても自分の好きなデザインのラグが作れます。布に直接手書きで制作される方もいらっしゃいますので、制作方法もそれぞれのスタイルに合わせて楽しまれています。
※著作物を制作する場合はSNSなどにも掲載せずに個人使用・自己責任でお楽しみください
毛糸を打ち込むのに使用するタフティングガンは重量が1.4kgあります。
そのガンを布に押し込みながら作業をするのは少し大変で軽く汗をかく程度体力を使います。
※最初は普段使わない筋肉を使ったり、無駄な力が入りやすいので筋肉痛になる人もいます。
布にデザインを書き写し、集中してタフティングガンで毛糸を打ち込んでいく。自分が作りたい、欲しいデザインのラグが形になっていくワクワク感。
完成した時の達成感と喜びは私達にとても良い刺激を与えてくれます。
すでに芸術活動をされていて新たな表現方法としてタフティングを取り入れたい方から、自分で何かを作るのが得意じゃないと思っていた方まで幅広く楽しめるタフティング。
制作したラグは自分の家のお気に入りスポットに敷いたり、アートとして壁に飾るのも素敵でしょう。
また友人やお世話になっている人、お店をやられている人へのプレゼントにも最適です。相手にとっても特別なものになるでしょう。
制作されたラグをハンドメイドイベントなどで販売される方も多数いらっしゃいます。
タフティングはものづくりが減った日本で、今一度その魅力が見直されるきっかけの一つになるのではと私達ラグマタグは考えています。
まとめ
今回はタフティングとは何かについてご紹介しました。タフティングを、この記事を読まれて少しでも「やってみたい!」と思った方は、ぜひこちらのタフティングの始め方に関する記事もご覧ください。当店は実際に機材・資材を販売している実店舗が大阪森ノ宮にあり、店舗に併設されたスタジオではワークショップも開催しておりますので、「まずは試してみたい!」という方はこちらもお気軽にご参加ください。
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