DIYでつくる!タフティングフレームの作り方
\ホームセンターで材料を揃えて、自分にぴったりのフレームを作ろう!/
こんにちは! 大阪のタフティング専門店「RUGMATAG(ラグマタグ)」店長のクリスです。
お客様からよく「タフティングフレームって自分で作れるんですか?」というご相談をいただきます。タフティングを始めていくと小さいフレームや大きいフレームなど自分の環境に合ったフレームがいくつか欲しくなってきますよね。
今回は、RUGMATAGスタッフが実際にDIYでタフティングフレームを制作する様子をご紹介します! はじめての方でも大丈夫。必要な材料から作り方のコツまで、分かりやすくまとめてみました。
いくつかフレームを持ってると作業効率もあがるので、ぜひ参考にしてみてください!
タフティングフレームをDIYする前に|基本ポイントをチェック!
まずはフレームを作る前に、押さえておきたい基礎知識から。
🧵 サイズの決め方
作りたいラグのサイズより【+10cm】大きい内寸が必要です。 たとえば、60×60cmのラグなら、内寸70×70cm以上のフレームを作りましょう。

板の長さについて
机に万力で固定したり、ガイドとなる糸を通す金具を取り付けるため、上下の板は左右よりも【5〜6cmほど長め】にしておくのがポイント!


釘の間隔
パネル釘を【3〜3.5cm間隔】で等間隔に打ち込むことで、クロスをしっかり固定できます。

木材の選び方
・小さめサイズフレーム: 1×4材(下記画像右/約89×19mm)
・大きめサイズフレーム(1m以上): 2×4材(下記画像左/約89×38mm)

小さめのフレームには、取り扱いしやすい1×4材がオススメ。 外寸が1×1m以上の大きめのフレームには、厚みのある2×4材を使用すると、安定感のあるフレームになります。
ステップ①|作りたいサイズを決めよう
まずは、自分が作りたいラグのサイズを決めましょう。 そこから逆算して、フレームの「内寸」を決めていきます。
今回制作するフレームは40×40cmくらいまでのラグが作れる小さめのフレームを作りたいので、 フレーム内寸は50×50cm以上にしなくてはいけません。

使用する1×4材の長さは8F(2430mm)が一番合いそうなので、今回は無駄があまり出ないように設計してみました。
木材寸法:
・上下板:70cm × 2本
・左右板:50cm × 2本
ステップ②|必要な材料と道具を書き出そう
材料リスト


・木材4本

・パネル釘
1×4材の場合は【1.7×32mm】、2×4材の場合は【2.1×45mm】のパネル釘を使用しています。
特におすすめなのが、フレーム四隅の角部分。 布を張る際に強い圧がかかるため、1×4材を使っていても、角だけは2.1×45mmの釘にすると、よりしっかり固定できて安心です◎

・L字金具(糸ガイド用)


・カラビナ(糸を引っ掛ける用)

・ネジ(木材の厚みに合わせて)
道具リスト

・電動ドライバー or プラスドライバー

・ハンマー

・メジャー/定規

・鉛筆
ステップ③|ホームセンターで木材をカット
設計ができたら、ホームセンターへ! 木材はその場でカットしてもらえることが多いので、必要な寸法をメモして持参しましょう。 曲がっている木材は避けて、できるだけまっすぐなものを選ぶのがポイントです。

ステップ④|木材を組み立てる
カットした木材を組み立てて、四角いフレームの形にしていきます。 電動ドライバーでネジ止めすれば、簡単&しっかり固定できます!

後で釘を打ち込むので、ネジ止めする時は釘を打ち込む長さ分、余裕をもちましょう。

ポイント:大きめサイズは補強金具を角に入れると◎

ステップ⑤|パネル釘を等間隔に打ち込む

まず、鉛筆でフレームの中心にまっすぐラインを引き、その上に3〜3.5cm間隔で釘を打つ位置の印をつけていきます。
印をつけた位置に合わせて、パネル釘を等間隔に打ち込んでいきます。

できるだけ均一に仕上げるコツは、厚さ1.5cmほどの木の板や、汚れてもいい硬めの本などをガイドとして使うこと。 それを当てながら釘を打つと、深さや傾きが揃いやすく、きれいに仕上がります◎
ステップ⑥|糸ガイドを取り付ける
フレーム左上にL字金具を取り付けて、そこにカラビナをつけます。


ここに毛糸を引っ掛ければ、タフティングガンでの打ち込みがスムーズに!

完成!
おつかれさまでした!これでDIYタフティングフレームの完成です!
自分の作りたいサイズに合わせてフレームを用意できるのは、DIYの大きな魅力。 「まずはお手頃に始めてみたい」「好きなサイズで作りたい」という方にぴったりです!
もっと快適に作業したい方へ
長く使う予定の方や、作業の安定感を重視したい方には ラグマタグの《組み立て式アルミフレーム》もおすすめです。
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おわりに
タフティングフレームは、少しの道具と基本さえ押さえれば、誰でも気軽にDIYで作ることができます! 今回の内容が、これからタフティングを始めたい方や、自作フレームにチャレンジしたい方の参考になれば嬉しいです。
RUGMATAGのブログでは今後も、 「タフティングの疑問が解決できる」 「読んだらやってみたくなる」 そんなコンテンツをどんどんお届けしていきます!
次回の更新も、ぜひ楽しみにしていてくださいね! タフティングのことなら、RUGMATAG。 そう思っていただけるよう、これからも全力でサポートしていきます!