ガンメンテナンスとラグ用接着剤の正しい扱い方

ガンメンテナンスとラグ用接着剤の正しい扱い方

こんにちは!
大阪のタフティング専門店「RUGMATAG(ラグマタグ)」店長のクリスです。

「タフティングガン、使ったあとはどうやってお手入れすればいいの?」
 「接着剤を使ったあと、ミキサーやボウルはどう片付けるの?」

ホームタフティングを始めた方から、よくいただくご質問です。

 

実は、ガンのお手入れ不足は一番多いトラブルの原因です。毛くずやホコリをそのままにして使い続けると、動作が重くなったり、急に止まってしまったり‥。
そして、接着剤の準備や片付けを誤ると、仕上がりが悪くなったり、後片付けが大変になってしまうこともあります。

そこで今回は、タフティングを快適に長く楽しむために欠かせない
▶︎ガンのお手入れ方法
▶︎接着剤の準備と片付けのコツ
を初心者の方にもわかりやすくまとめました。

ぜひ最後までチェックして、これからの習慣として身につけてください!

 

 1. タフティングガンは必ず毎回お手入れしてください!

ガンをお手入れせずに放置すると、毛くずが溜まって不具合や故障の原因になります。買い替えや修理が必要になる前に、しっかりお手入れしてくださいね!

毛くずを取る

・使用後は毎回、必ずブラシなどで毛くずをはらう

・モーターやギア内部など細かい部分は、エアダスターで毛くずを吹き飛ばす

オイルを注す

金属部分の摩耗を防ぐためにオイルは必須。

 ・使用後毎回、もしくは最低でも3回に1回は必ず行う

 ・おすすめはAZのチェーンソーオイル(粘度が高く扱いやすい)

ガンのメンテナンスに使用しているチェーンソーオイルが中央に置いてある様子。

 ・オイルを注す場所 AK-1・AK-DUO → 下記画像赤丸の9か所

タフティングガンの正面から見た画像。赤丸で潤滑オイルを差すべき可動部のポイントが示されている。

AK-2 → 上記赤丸のハサミ開閉部分以外の8箇所

RUGMATAG公式YouTubeでも詳しく紹介しています!
▶︎こちらからご覧ください

 

 

 2. 接着剤は使う前に必ず振って、中身を混ぜてください!

接着剤は、長く保管していると中身が分離してしまいます。分離したまま使うと効果が落ちたり、塗りムラができてラグの仕上がりが悪くなります。

①フタを閉めた状態でしっかり振る

 ②中身が均一になっている状態にしましょう

 エコシェル接着剤 → 振るだけでOK

 RADITEX・防ダニタイプ → 振ったあと、ミキサーでホイップクリームのように泡立つまで混ぜる


 

 3. 接着剤をシンクに流さないでください!

タフティング用の接着剤はラテックス製。乾くと固まって水に溶けず、シンクに流すと排水管が詰まってしまいます。
使用後のヘラやボウル、ミキサーのホイッパー部分などは必ず拭き取りでお手入れしてください。

 片付け方

 ①布張りの際に余ったクロスやペーパータオルで接着剤を拭き取る

 

②霧吹きで湿らせてさらに拭き取る

 

③ペーパータオルで水分を拭き上げる

④細かい部分(ホイッパーなど)は、少し乾かしてから指でこするとポロポロ取れる

 

 まとめ|“ちょっとの習慣”が大事

・タフティングガンは毛くず除去+オイルメンテナンスで寿命が延びる
・接着剤は使う前に振って混ぜることで本来の性能を発揮
・接着剤使用後の片付けは拭き取りが基本、シンクには絶対流さない

 「まだ大丈夫」と思ってお手入れを後回しにすると、ある日突然ガンが動かなくなることも…。そうならないためにも、今日から習慣化することが大切です。

 RUGMATAGのブログでは今後も、 「タフティングの疑問が解決できる」 「読んだらやってみたくなる」 そんなコンテンツをどんどんお届けしていきます!
次回の更新も、ぜひ楽しみにしていてくださいね!

 タフティングのことなら、RUGMATAG。
そう思っていただけるよう、これからも全力でサポートしていきます!

 

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