RUGMATAG SUPPORT ARTISTと書かれたビジュアル。左から順に、ベッドの上でスケッチをしているアーティスト、グラフィティ風の壁画の前に立つ人物、巨大な赤いエビの作品を持ってポーズを取る人物が並んでいる。それぞれ異なるスタイルで創作活動を行っている様子が伝わる。

RUGMATAGサポートアーティストの紹介



今回は、RUGMATAGでサポートしている3名のアーティストに、それぞれの経歴、独自のスタイル、そして現在取り組んでいるプロジェクトについてお話を伺いました。

このインタビューを通して、各アーティストのことをより知っていただけたら嬉しいです!


最新情報や作品については、Instagram からぜひチェックしてください!


RISA

risa_attitude

脚立の横で大きなタフティングフレームに作業している人物。フレームには二人の人物の線画が描かれており、スポーツジャージを着た姿が見える。背景には植物の壁やディスプレイされたスニーカーがあり、モダンな雰囲気のスペースで作業が行われている。


自身もダンサーというバックボーンを持ち、幼少期からHipHopに影響を受ける。
その中でも強く影響を受けたHipHopやR&Bのジャケットを独自のモチーフである『Sleepy Eye』で描き、各地で展示会等を中心に活動。
近年では、久保田利伸のツアーグッズのアートワークの提供、国内初となるカリーコートのビジュアルデザインを担当。
また様々なアパレルブランドやアーティストへのアートワークの提供を行っている。
個人の制作活動では、タフティングでの作品制作や各地でライブタフティングを行うなど、活動の幅を広げている。

■作品の特徴、スタイル

黄色と黒の背景に大きく『SCREAM』と描かれたタフティング作品の前で作業している人物。作品には叫んでいるような表情の二人のキャラクターが描かれており、周囲には星のデザインが散りばめられている。作業している人物はカラフルなロゴの入ったTシャツを着用している。


HipHopカルチャーを題材にした作品がメインで、自身が影響を受けたレコードジャケットを独自スタイルのイラストにしたものや、スリーピーアイという眠たそうな目のアイコンが特徴です。
近年タフティングの作品では、ループパイルとカットパイルをMIXし、毛足の長さの異なるタフティングガンを使用した立体ラグの制作に力を入れています。

■今後(現在)の活動やプロジェクト

色鮮やかで個性的なタフティング作品がフェンスに展示されている。人物の顔や手、口、ウサギなど、様々なデザインが含まれており、ポップでアートな雰囲気。下部にはスケートボード型の作品や、缶の形をしたユニークな作品も見られる。


今後も全国各地で展示会やPOPUP開催の予定があります。
技術に磨きをかけて、より楽しんでいただけるような空間にできるように、制作に励んでいきたいと思います。

現在、作品は展示会場とPOPUP会場のみでの販売になりますので、WEB販売がございません。
なので、是非会場にお越しいただけると嬉しいですし、いろんな会場でできるように頑張ります!

 

刺繍クリエイター 竹岡かつみ Katsumi Takeoka

katsumitakeoka

巨大な赤いロブスターのタフティング作品を持ってポーズを取る帽子と眼鏡をかけた人物。その周りには、パンダや獅子舞、電車、福の文字が描かれたタフティング作品が配置されており、台湾の伝統やポップカルチャーを取り入れたデザインが特徴的。


パンチニードルやタフティングの手法をメインに香港をテーマにした作品を制作。香港の食や文化が大好きで「香港迷」となって約10年。
2021年には香港政府観光局から【スーパー香港ファン】として認定され、2023年には香港で開催された国際的アートイベント「アートセントラル (ARTS IN HONG KONG 2023)」に招待作家として作品を出展。
多くの香港メディアに取り上げられ、香港の携帯アクセサリーブランドCASETiFYからはスマホケースが販売されている。

■作品の特徴&スタイル

パンダやバラの花がデザインされたカラフルなタフティング作品が円柱状に作られている。赤、緑、青、黄色などの鮮やかな色が使用され、上部には中国語が描かれている。右手で作品を持つ人物の一部が見えている。


・取り組んでいるテーマ
香港迷(香港が大好き)である私、大好きな香港がテーマです。香港の素晴らしさや楽しさを作品を通して伝えたいと思ってます。
・スタイル
香港の文化やエネルギー、自身が感じた香港を
作品にしています。香港には無いけど香港を感じられる作品を作る事を目指してます。
・色使い
ポップでカラフルな色が大好きでした。
香港が好きになったのも街並みや、看板や
ネオンから感じる色がカラフルだったからだと思います。香港の色使いは風水に基づいて表現されてる事を後に知りました。
・技法
パンチニードル&タフティング

これからも、【香港愛】を一人でも多くの方に伝えられる作品を創り続けたいと思ってます。

■今後の活動、プロジェクト

テーブルの上に展示された食べ物や飲み物を模したタフティング作品のセット。インスタントラーメンのカップや、お弁当、菓子パッケージのようなデザインがカラフルなプレートに配置されている。赤と白の背景や装飾が台湾のテーマを感じさせる。


個展
2年に一度、大阪で個展を開催しています。将来的には香港での個展開催を目指しています。

ワークショップ
不定期で開催しています。
2024年11月29日・30日には、あべのキューズモールのABCクラフトでワークショップ(課題: バッグチャーム)を予定しています。

プロジェクト
・香港の企業「Trend Link Industrial Co., Ltd.」からサポートを頂き商品化が決定。
・香港を代表する陶器ブランド「ユットン・チャイナ・ワークス」とのコラボ作品(陶器)を展開中、香港のM+美術館などで販売。
・香港の人気インスタグラマーとのコラボ商品制作中
・2024年11月19日から12月2日まで、TV大阪主催の作品展に出展予定(天満橋TV大阪本社新社屋1階)


sakura sugiyama

@sakurasugiyama_tuft

白いTシャツとデニムを着た人物が、モノクロのタフティング作品を両手で持っている。作品は写実的で立体感のあるデザイン。木目の壁を背景にシンプルな空間で撮影されている。

1995年生まれ、東京都出身。文化服装学院デザイン専攻科修了後、ドメスティックブランドでデザイナーアシスタントを経験。2022年にタフティングを知り、製作活動を始め現在に至る。

服飾を志す前は、美大の日本画科を志していました。受験の為の絵の勉強は、鉛筆デッサンが中心で、見た物をそのまま(もしくはそれよりも美しく)描く事が求められました。
当時から鉛筆一本で質感や立体感などを表現出来るデッサン作品が好きで、自然とタフティング作品のインスピレーション源になりました。私にとってタフティングは鉛筆を毛糸に変えた、絵画です。毛糸でどこまで写実的な表現ができるか、常に探究しながら絵を描く様に製作しています。


■作品の特徴・スタイル

木製の椅子の上にモノクロの写実的なデザインのタフティング作品が掛けられている。作品は長く垂れ下がり、床にまで伸びている部分もある。シンプルで落ち着いたインテリアの中で、柔らかい日差しが差し込む空間に配置されている


モノトーンの糸を使用した、写実的な作品を作っています。
床に敷く実用的なラグでは無く、今までの経験を活かした、異なるアプローチを心掛けて製作しています。

■今後(現在)の活動やプロジェクト

白いシャツとデニムを着た人物が、ベッドの上で本を読んでいる様子。木目調の壁を背景にシンプルで落ち着いた雰囲気が漂っている。ベッドの上にも同じモノクロデザインのタフティング作品が置かれている。


今の所、来年の1月に東京上野で合同展予定があります。


まとめ

アーティスト達が生み出す作品には、それぞれの魅力がつまっています。
今後の活動にもぜひ注目し、応援していただければ幸いです。
ぜひ、展示会やワークショップに足を運び、実際に魅力を体感してみてください!
詳しい情報は、各アーティストのリンクからぜひご覧ください。

アーティストの皆さま、ご協力いただきありがとうございました。

RISArisa_attitude
刺繍クリエイター 竹岡かつみ Katsumi Takeoka katsumitakeoka
sakura sugiyama @sakurasugiyama_tuft

 

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