タフティングラグの表面の仕上げ方法
こんにちは。大阪の森ノ宮でタフティングのワークショップと機材・資材の専門店を運営しているTufting studio&shop RUGMATAG(ラグマタグ)です。
今回はタフティングガンを使って作ったラグの、毛糸を打ち終わった後の表面の仕上げ方法についてまとめてみました。
仕上げ方法は様々な手法がございますが、今回はカーペットトリマーとラグ用ハサミを使った仕上げ方法を紹介します。
カーペットトリマーを使った仕上げ方法
基本の使い方
平らな場所で行いましょう。
ラグが丸まっていたりすると均一に整えることができません。
押さえすぎず刃部分をラグに対して平行に動かします。
この時一気に刈ろうとせず、少しずつ刈るのがポイントです。
カーペットトリマーガイド
バリカンのみで表面を仕上げると、どうしてもムラが出てしまったり均一にするのが難しいです。
取り付ける際は刃部分が地面に対して平行になっていることを確認しましょう。
トリマーをガイドに取り付け、軽く押さえながら刈っていきます。
色々な方向から刈ってあげるとより綺麗に仕上がります。
トリマーガイドがあれば仕上げの時短にもなりますし、クオリティもぐんと上がります。
縁部分の処理
表面を整えた後は、縁部分を整えます。
バリカンを斜めにもち、ラグの縁部分の角になっているところを少しずつ刈りましょう。
この時刈りすぎてしまうと生地が見えてしまったりするので気をつけながら少しずつ行いましょう。
表面の処理をするとよりデザインがくっきり見えるようになりますし、クオリティも高く見えますね。
トリマーの応用でこのようにラグの立体感を出すような使い方もあります。
色と色の境目などをハッキリさせたり、凹凸を作るのにこのような使い方をしてもいいでしょう。
ハサミでの仕上げ方
当店で取り扱っているハサミは2種類あります。
小さい作品などはハサミで仕上げる方法がやりやすいです。
ラグ用ハサミ
歯の部分が丸く広くなっており、水平にカットできるよう設計されています。
表面の毛糸をカットをするのに便利です。
ラグ用ハサミ(ストレート)
ストレートの刃でデザインの境目のラインだしや、縁部分を綺麗に整えるのに適しています。
まとめ
今回は打ち終わった後の表面の仕上げ方法についてご紹介しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。RUGMATAGでは、今後もタフティングに関する様々な記事を投稿していく予定です。新着情報はinstagram・Twitter・LINE公式アカウント・メールマガジン(下記)などで定期的にお知らせしていく予定です。ご興味のある方はぜひ、SNSのフォローやLINE公式アカウントの友達追加、メールマガジンへの登録をよろしくお願い致します。