タフティングフレームの作り方
こんにちは。大阪の森ノ宮でタフティングのワークショップと機材・資材の専門店を運営しているTufting studio & shop RUGMATAG(ラグマタグ)です。今回はタフティングフレームの作り方をまとめてみました。
タフティングフレームの作り方は人によって様々ですが、今回はなるべく制作の手間を減らしたい方に向けて、電動ドライバー無しでも簡単に作れる、作業スペースが狭い方や初心者さんにお勧めのコンパクトサイズのタフティングフレームの作り方をご紹介します。
タフティングフレームに必要な材料&道具
まずはタフティングフレーム作りに必要な材料や道具をご紹介します。お近くのホームセンターなどで探してみてください。
- 木材(今回はホワイドウッド間柱 約27×90×2985㎜を700㎜2本、546㎜2本にカットし使用)
- カーペットグリッパー(600㎜2辺、546㎜2辺に合うようカット)
- ビス(規格3.8×75)
- 丸釘(19㎜)
- ヒートン2つ
- プラスドライバー(または電動ドライバー)
- キリ(画像には無し)
- ノコギリ(画像には無し)
- ハンマー
※カーペットグリッパーはホームセンターでも売っていない場合がほとんどです。当店の実店舗では1本ずつ販売しており、オンラインショップでは30cm×12本セットでのご購入が可能です。
木材の選び方
今回は幅25㎜ほどのカーペットグリッパーを取り付ける為、厚さが27㎜あるホワイトウッド間柱を選びました。ホームセンターなどで木材を選ぶ際は、できるだけ真っ直ぐで歪みのない商品を選ぶのがポイントです。
大型ホームセンターでは有料で木材カットをお願いできるので、利用して時短しましょう。
作り方
①ビスをねじ込む目印をつける
②キリで下穴をあけ、ドライバーでビスをねじ込む
③カーペットグリッパーを適切な長さに切り、ハンマーで打ち付ける
④丸釘を釘の足らない部分に打ち込む
⑤フレームの左側上部のはみ出た部分にヒートンをつける
カーペットグリッパーを使う理由
布を張るために相釘やパネルピンを打ち込むフレームの作り方もありますが、カーペットグリッパーを使うとより簡単に早く制作できるので、DIY初心者の方にはお勧めです。
当店では店舗にて1本ずつのばら売りで販売中!オンラインショップでも販売中です!
大きさについて
今回は初心者の方に向けて60㎝✕60㎝で制作しました。使用する木材の厚さによりますが、作れるラグの最大サイズはおよそ45㎝×45㎝です。フレームのサイズは購入するタフティングクロスが割り切れるサイズがお勧めです!
例)
60㎝✕60㎝サイズに必要なタフティングクロスのサイズはフレームサイズより大きめの66㎝✕66㎝程度。当店で販売しているタフティングクロスの2m✕2mで9枚使用可能です。
タフティングクロスは一度張ってしまうとクロス内の作品を完成させる必要があるため、最初は小さいサイズのフレームで数枚制作して、ラグ制作の流れを掴みましょう。
作成にあたっての注意
タフティングフレームの制作は2人での制作をお勧めします。また、怪我をしないように十分に注意して作業してください。
アレンジ
上下の木材の長さをもう少し長くするとより安定感が増します。また、もう少し大きめのフレームを作るときはL字金具で補強すると耐久性が増しますので試してみてくださいね。
まとめ
今回はタフティングフレームの作り方についてご紹介しました。大きさは制作したいラグに合わせて自由に制作してみてくださいね。沢山制作して最高のラグを生み出しましょう。
タフティングフレームの設置方法についてはこちらの記事もぜひ御覧ください。
参考記事:タフティングフレームの設置方法
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