光の陰影が美しく映し出された、自然の風景をテーマにしたタフティングラグ。

タフティング用ウール毛糸作品紹介 Kukka Tanssiさん

当店のウール毛糸を使用してタフティング作品を制作されているお客さまのご紹介です。

【絵本ラグ】でRUGMATAG主催2023年AUTUMN TUFTING CONTESTでCREATIVE RUG賞を受賞されたKukka Tanssiさんにウール毛糸を使用した新作についてお話をお伺いしました。

■タイトル

お気に入りの場所

木目調の床に広がる、美しい自然と動物を描いたタフティングラグ

緑の葉やピンクの花が繊細に表現されたタフティングラグのディテール

 


「キツネにはお気に入りの場所がある。古い扉を押し開けてそこに毎日のようにやってくる。
季節ごとの花が、咲き枯れるのを見守りながら、春の渡りの時期になるとやってくるコマドリを待っている。」

 

光の陰影が美しく映し出された、自然の風景をテーマにしたタフティングラグ。

その時描きたい線をタフティングで自由に描けるようになった時、自分にしか作れないラグが完成すると思っています。制作するたびに自由になっていく気がしていて、この作品もとても楽しく作りました。

 

■使用機材・資材

今回の作品は、AK-1のみで打ち込みました。

糸はラグ用ウールをメインで使用しています。
この糸はラグとして使用後も毛が倒れにくいことと、断面の色が柔らかく発色するところがとても気に入っています。

青い花が印象的なタフティングラグのクローズアップショット。


■プロフィール

Kukka Tanssi
「くっか たんし」といいます。
(フィンランド語で、お花とダンスです)

幼少期に出会った絵画教室の先生から始まり、様々な出会いの中で表現することの楽しさに目覚めていきました。
クラシックバレエを始め、夢中で踊り続けた十数年、空いた時間は本を読み、大好きな絵を描きました。怪我で舞台を引退した後、大学では児童文学ゼミで学び、踊り以外の表現の道を模索していました。

2022年にタフティングを知り、現在はバレエ講師を続けながら絵本を描くような気持ちでラグを作っています。巡り巡って結局、踊り、ものづくり、物語が自分の世界となりました。

 

■今後の活動

木のテクスチャが印象的な部屋に並べられた複数のタフティングラグ。

今年は東京や京都など初めての場所で展示や販売を行ない、作品を見ていただく機会を増やそうと活動してきました。
12月には名古屋のクリエーターズマーケットに出店し今年最後の販売をします。
来年は、展示作品のみだった絵本ラグを販売用に制作し、本屋さん、図書館、児童館などに置いていただくこと、ラグの楽しさを多くの方に実感していただくことが目標です。

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Kukka Tanssi さんの最新情報やその他作品についてはInstagramをぜひチェックしてください。
https://www.instagram.com/kukka_tanssi

オンラインショップ
https://kukkatanssi.base.shop/

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