【タフティングでつくってみよう!#10】簡単・鉢カバーの作り方

【タフティングでつくってみよう!#10】簡単・鉢カバーの作り方

こんにちは!
大阪のタフティング専門店「RUGMATAG(ラグマタグ)」店長の栗巣(クリス)です。


今回は、タフティングで作れる 「鉢カバー」 の作り方をご紹介します。

この記事の最後に、工程を一連で見られるYouTube動画も貼っているので、ぜひ最後まで読んでみて下さい◎

 

「ラグ以外にも何か作ってみたい」
「次の作品、何にしようか迷っている」

そんな方の“次の一作”にぴったりなのが 鉢カバー!

面ファスナー(マジックテープ)で接合したタフティングで作った鉢カバーを鉢に巻き付け、仕上がりを確認している様子。面ファスナー(マジックテープ)で留める仕様なので、着脱も簡単です。

今回作る鉢カバーの仕様

使用した鉢は 8号サイズ です。

鉢の直径をメジャーで測り、タフティング鉢カバーのサイズを確認している制作準備の様子。・円周:約77.5cm

・高さ:約24.5cm

このサイズに合わせて制作していきます。


使用素材・仕様

タフティング制作に使用するウール毛糸の白色(DT150)のカラー。ウールならではの自然な色味と糸の質感が分かる素材イメージ。・毛糸:タフティング用ウール毛糸(DT150

・使用量:約570g

・仕上がりサイズ:約77.5cm × 24.5cm

・使用ガン:AK-1(10mm/16mm)

※今回のデザインは高低差を出すため、2種類の毛足の長さのガンを使っています。


用意するもの

フレーム・ガン・クロス・接着剤などの基本セットは、普段タフティングで使っているものでOK。

タフティング制作に使用する道具一式を並べた作業準備の様子。タフティングガン、ハサミ、定規、接着剤などの基本ツール。

追加で用意するもの

・面ファスナー(15cm × 2セット)

・針と糸(縫い付け用)

タフティング作品の裏処理に使用する、縫い付けタイプの面ファスナー(マジックテープ)。鉢カバー制作に使う副資材。面ファスナーにすることで、

「巻いて留めるだけ」=取り外しできる鉢カバーになります◎


① 鉢サイズに合わせてデザインを準備

まずは鉢のサイズを測り、それに合わせたデザインを用意します。

タフティングで作る鉢カバーのデザイン図。編み模様が連続する帯状パターンを線画で表現している。今回は「ニット風」デザインを使用しましたが、柄や配色は自分好みにアレンジしてください。

サイズが合っていれば、好きなデザインで作れます◎


② 転写・打ち込み

デザインをプロジェクターで転写し、打ち込んでいきます。

タフティングクロスにデザインを描き写している制作工程。鉢カバー用の模様をマーカーで下書きしている様子。タフティングガンを使って、白色のカラーの毛糸を打ち込みながら鉢カバーを制作している工程。下書きラインに沿って作業している様子。今回は 10mm/16mm を使い分けて、高低差を出しながら制作しました。

ここまでは、通常のラグ制作と同じ流れで進めれば大丈夫です。


③ 面ファスナー用の「余白」をつくる

打ち込みが終わったら、面ファスナーを付けるための 余白 を作ります。

鉛筆で、後に接合部分となる余白をマークしているタフティング作品の仕上げ準備工程。鉛筆で、後に接合部分となる余白をマークしているタフティング作品の仕上げ準備工程。作品の横(片側)に、余白にするラインを 鉛筆でマークしておくと安心です◎

ここが、あとで接合部分になります。


④ 接着剤 → 裏地用メッシュ

接着剤は、作品より ひと回り大きめに塗っていきます。

ヘラを使って、タフティング作品の裏面に接着剤を均一に塗り広げている工程。ポイント

・余白部分も少しオーバー気味に塗る

・縁までしっかり塗る


その上から裏地用メッシュを貼り、さらにもう一層接着剤を重ねます。

接着剤を塗布したタフティング作品の裏面に、裏地用メッシュを重ねて貼り付けている工程。今回は切りっぱなし加工をするため、縁は特に丁寧に仕上げましょう。

 

⑤ 24時間乾燥 → 切りっぱなし加工

しっかり 24時間乾燥させたらカットします。

タフティング作品の裏面で、カット位置となる余白を確認している工程。・面ファスナー用の余白は残す

タフティング作品の裏面で、バッキングクロスの余白をラグ用ハサミでカットしている仕上げ工程。・それ以外は 2〜3mm残してカット

タフティング作品の裏面で、バッキングクロスの余白をラグ用ハサミでカットしている仕上げ工程。※ギリギリで切るとほつれの原因になります。必ず2〜3mm残すのがポイントです。

 

⑥ 表面仕上げ(バリカン&カービング)

乾燥後、表面をバリカンで整えます。

タフティングラグの表面仕上げ工程として、カーペットトリマーで毛足を整えながら集塵機で毛くずを吸い取っている作業。今回は高低差があるため、10mmと16mmの境目をカービングで仕上げました。

タフティングラグの表面仕上げ工程として、カーペットトリマーで毛足を整えながら集塵機で毛くずを吸い取っている作業。

 

⑦ 面ファスナーを縫い付ける

最後に、余白部分へ面ファスナーを縫い付けます。

タフティングで作る鉢カバー作品の裏仕上げに使用する、縫製用の面ファスナー(マジックテープ)を紹介している様子。・片側に縫い付け

タフティングラグの裏面に縫製用の面ファスナーを合わせ、接合位置を確認している仕上げ工程。タフティングで作る鉢カバー作品の接合用の面ファスナーを手縫いで縫い付けている仕上げ工程。・反対側も同様に縫い付け

タフティングで作る鉢カバー作品の裏面に貼り付けた面ファスナーを、サイズに合わせてハサミでカットしている仕上げ工程。

完成!

面ファスナー(マジックテープ)で接合したタフティングで作った鉢カバーを鉢に巻き付け、仕上がりを確認している様子。面ファスナー(マジックテープ)で接合したタフティングで作った鉢カバーを鉢に巻き付け、仕上がりを確認している様子。

「次、何作ろう…」と迷っている方は、ぜひ鉢カバーに挑戦してみてください!

タフティングで制作した白色カラーの鉢カバーに観葉植物を入れた使用イメージ。柔らかな質感と立体的な表情が分かる作品例。

 

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タフティング 資材おまかせ3点セット(基布+裏地+接着剤)のトップ画像このセットには

・タフティングクロス
・防ダニ接着剤
・裏地用メッシュ

がまとめて入っています。

毛糸と一緒に揃えれば、すぐに制作スタートできます!

 

今回の鉢カバーの作り方は YouTubeでも詳しく紹介しています。

手順も動画だと分かりやすいので、

工程を見ながら作りたい方はぜひチェックしてみてください◎

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