ラグ用接着剤の使用方法
こんにちは。大阪の森ノ宮でタフティングのワークショップと機材・資材の専門店を運営しているTufting studio & shop RUGMATAG(ラグマタグ)です。
前回のブログでは接着剤の選び方や使用時に必要な準備について解説しました。今回はラグ用接着剤の使用方法について詳しく紹介していきます。「接着剤ってどうやって使うの?」「気をつけるべき点は?」とお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
使用方法
当店で販売している接着剤RADITEX(裏地用糊)・タフティング用バッキング剤(防ダニ成分配合)は2種類とも同じ使用方法で、撹拌して使用します。
①制作したラグのサイズに合わせた量の接着剤をボウルまたはバケツに入れます。
当店では60cm×60cmのラグに対して400〜450gを目安に使用しています。
②ボウルまたはバケツに入れた接着剤をミキサーで撹拌させます。
体積が2〜3倍に膨らむため余裕を持って大きめのものに入れましょう。
少量だと5分程度、多めに撹拌する場合は10分程度撹拌させます。
質感に艶がなくなるくらいまでしっかりと撹拌させましょう。
④適量を打ち込み面に塗布します。
この際打ち込んだ一回り大きめに塗布しましょう。
⑤作品より大きめに切った裏地を接着していきます。
今回はメッシュを使用します。
シワがよらないよう軽くメッシュを打ち込み面においた後、中心から外側にかけてシワを伸ばすようにヘラを動かし接着します。
⑥シワを伸ばした後、さらに上から適量の接着剤を足します。
⑦縁部分に接着剤をしっかり塗布しましょう。
縁部分のメッシュとタフティングクロスの間に隙間がある状態で乾燥させ、切りっぱなし加工をすると、ほつれてしまう可能性があります。
必ず隙間を無くすよう、縁部分はたっぷり塗りましょう。
⑧全体をムラのないようヘラで伸ばしましょう。
⑨真横から裏地の浮いている箇所がないか最終チェックしましょう。
塗布後は1〜2日程度乾燥させて仕上げ作業に移ります。
まとめ
今回はラグ用接着剤の使用方法についてご紹介しました。
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