タフティングを自宅で始めるには?|環境作り・道具・準備の全手順
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執筆・監修:RUGMATAG
タフティングは、自宅でも始められます。
特別な部屋が必要なわけではありませんが、始める前に「音」「作業スペース」「フレームの固定方法」「乾燥させる場所」の4つを確認しておくと、かなりスムーズです。
道具は最低限そろえたいものがいくつかありますが、何を選べばいいか不安な方は、スターターコンプリートセットから始めるのもおすすめです。
こんにちは。大阪・北堀江のタフティング専門店 RUGMATAG(ラグマタグ) です。
ここからは、タフティングを自宅で始める前に押さえておきたい準備を、順番にご紹介していきます。
作業環境の整え方・必要な道具・制作で失敗しにくくするためのポイントをまとめています。
「そもそもタフティングって何?」「どんなものが作れるの?」という方は、先にタフティングとは?ブームの背景・魅力・作れるものをご覧ください。この記事はその続きとして、実際に自宅でスタートするための実践編です。

タフティングの制作ステップをおさらい
タフティングの工程はとてもシンプルです。
① 布を張る → ② デザインを描く → ③ 毛糸を打ち込む → ④ 接着剤を塗り、乾燥 → ⑤ 表面と裏面を整えて完成
※ 各ステップの詳しい解説はこちらの記事にまとまっています。
やることは5つだけ。ただし、始める前の「環境」と「道具」の準備で仕上がりと快適さが大きく変わります。
ここからは、その準備について詳しく解説していきます。

自宅でタフティングを始めるための環境づくり
タフティングは自宅でできます。特別な部屋は必要ありません。
ただ、始める前に4つだけ確認しておくとスムーズです。
CHECK 1 音の問題

タフティングガンの音量は約80dB(ドライヤーくらい)です。
ほとんどの方が「思ったより静か!」と驚かれます。
日中
多くの環境で問題なし
夜間・早朝
集合住宅は控えるのが◎
CHECK 2 作業スペース

6畳ほどあれば十分です。
確保しておきたいのは以下の4点です。
- フレームを立てるスペース
- プロジェクターの投影距離(使う場合)
- 毛糸や道具を置く場所
- 毛糸くずが飛んでも大丈夫な環境
CHECK 3 フレームの固定方法

一般的には机にクランプ(万力)で固定します。
タフティングガンを押し込みながら作業するので、フレームがしっかり固定されていないとズレてしまいます。
机が軽くて動いてしまう場合は、以下の方法で安定させられます。
- 壁に寄せる
- 耐震ジェルマットを取り付ける
- 重りを置く
- 2×4材+突っ張りアジャスターで柱を作る

CHECK 4 乾燥スペースの確保

裏面に接着剤を塗ったあとは、しっかり乾燥させる時間が必要です。
☀️
夏場
半日〜1日
❄️
冬場
1〜2日
ベランダ・廊下・風通しのいい室内など、作品をフレームに張ったまま置ける場所があれば大丈夫です。
タフティングに必要な道具リスト
最低限そろえたい道具(10点)
以下の10点があれば、最初の1枚を制作できます。
| 道具 | 何に使う? |
|---|---|
| タフティングガン | 毛糸を布に打ち込む機械 |
| タフティングフレーム | 布を張るための枠 |
| タフティングクロス(基布) | 毛糸を打ち込む専用の布 |
| 毛糸(アクリル/ウールなど) | ラグの素材になる糸 |
| ラグ用接着剤 | 毛糸が抜けないよう裏面を固定 |
| 裏地(メッシュ or バッキングクロス) | 裏面の仕上げに貼る |
| カーペットトリマー/ハサミ | 毛足を揃えて表面を仕上げる |
| 接着剤用ヘラ | 接着剤を均一に伸ばす |
| フレーム固定用クランプ | フレームを机にしっかり固定 |
| デザイン用ペン | 布にデザインの下描きをする |
あると便利な道具
最初から全部揃える必要はありません。制作を重ねる中で、必要に応じて追加していくのがおすすめです。
プロジェクター(デザインの転写に便利)

トリマーガイド(毛足を均一な高さに揃えられる)

玉巻器(コーン巻きの毛糸を小分けにできる)

メンテナンス用オイル(ガン・バリカンの寿命が延びる)

ハンドミキサー(ラグ用接着剤を撹拌させる)

道具選びの詳しい解説動画はこちらです。
制作で失敗しないためのコツ
タフティングは手順自体はシンプルですが、ちょっとしたコツを知っているかどうかで仕上がりが大きく変わります。初心者がつまずきやすいポイントをステップごとにまとめました。
STEP 1 布を張る ― 「ピンと張る」が最重要

布がゆるいと、打ち込みがうまくいきません。
よくある失敗:布を張ったつもりでも、作業中にだんだん緩んでくる。途中で布を張り直す手間が発生してしまいます。最初にしっかり張ることが結果的にいちばんの時短です。
STEP 2 デザインを描く ― 反転を忘れずに

プロジェクターで投影しても、フリーハンドで直接描いてもOKです。
よくある失敗:タフティングは布の裏側から打ち込むので、デザインは左右反転させて描く必要があります。文字やロゴを入れるときは特に注意。反転し忘れたまま完成すると、鏡文字になってしまいます。
STEP 3 毛糸を打ち込む ― 押し込み・角度・速度の3つ

特に大事なのは、この3つ。守らないと布を切ってしまう原因になります。
① ガンを布にしっかり押し込む
② 針の向きを進行方向に合わせる
③ 針の動きに合わせて、一定の速度でガンを動かす
STEP 4 接着剤 → 乾燥 ― 焦らずしっかり乾かす

毛糸が抜けないように裏面に接着剤を塗り、裏地を貼ります。
よくある失敗:乾燥が不十分なまま仕上げに進むこと。接着剤が乾ききっていないと、仕上げ工程の際に毛糸が抜けたり、ラグが反りやすくなります。触ってベタつきがなくなるまで待ちましょう。
STEP 5 仕上げ ― トリミングで作品の印象が変わる

フレームから切り出したら、バリカン(カーペットトリマー)で毛足を均一に整えます。
トリミングは作品の完成度を大きく左右します。少しずつ刈りながら全体のバランスを見るのがコツ。一気に短く刈りすぎないように注意してください。
迷ったらスターターコンプリートセットが確実です
「道具をひとつひとつ選ぶのが不安」「買い間違いをしたくない」という方のために、RUGMATAGでは最初の1枚に必要な道具と資材がすべて揃ったスターターキットをご用意しています。
スターターコンプリートセットに含まれるもの

- タフティングガン(90日保証つき)
- 組み立て式フレーム(コンプリートセットの場合)
- 基布・毛糸・接着剤・裏地
- カーペットトリマー
- 購入者限定のマニュアル動画
- LINEでの質問サポート
単品で揃えるより10%お得。届いたその日から制作を始められます。
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「実際に1枚完成するまで、どのくらい時間がかかるの?」という方は
初心者向けタイムスケジュール|最初の1枚を完成させるまでの時間と進め方もチェックしてみてください。
作業時間の目安や、日をまたいだ進め方のコツをまとめています。
まとめ
タフティングを自宅で始めるために必要な準備は、大きく分けて3つです。
① 環境を整える(音・スペース・固定・乾燥場所)
② 道具を揃える(必須10点 or スターターセット)
③ コツを押さえて作る(布張り・反転・打ち込み・乾燥・仕上げ)
特別な部屋や技術は必要ありません。この記事の準備ができれば、あとは作るだけです。
最初の1枚が完成した瞬間、きっと「踏めないほど愛おしい…」と感じるはず。
道具選びや制作の進め方で迷ったら、LINE公式アカウントやInstagramのDMでいつでも相談を受け付けています。
気軽に声をかけてくださいね。
RUGMATAGは、あなたのタフティングのスタートを全力で応援します。