Tufter's Voice#07|luck_tuft(ラックタフト)
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タフティングを続ける人の、リアルな声。
Tufter's Voice #07
タフティングを趣味や仕事で続ける方に聞く、インタビューシリーズ。
第7回目のゲストは、
大阪府で活動するluck_tuft(ラックタフト)さんです。
トリミングサロンと猫雑貨専門店を営みながら、愛犬・愛猫をモデルにしたラグのオーダー制作やワークショップを行っているluck_tuftさん。
トリマーである奥さまがお客様のワンちゃん・猫ちゃんのイラストを描き、旦那さまがタフティングで形にする、ご夫婦での共同制作も活動の大きな魅力です。
今回は、タフティングを本業のお店のサービスとして取り入れた理由や、無理なく長く続けるための考え方についても伺いました。
自己紹介
活動名/地域
luck_tuft/大阪府
タフティング歴
約3年
普段のお仕事
トリミングサロンと猫雑貨専門店のオーナー
現在の活動
愛犬・愛猫をモデルにしたオーダーラグの制作、ワークショップ
制作頻度
サロンや雑貨店の仕事があるため、オーダーやワークショップが入ったときに休日を使って制作しています。 多いときは1〜2か月に1回ほど、間が空くと3か月ほど制作しないこともあります。
とにかく追われる制作はしていないので、ゆる〜り活動しています!
名前の由来は?
私の名前に「吉」が入っているので、吉=luckyから名付けました。 タフティングを通して、みんなに幸運よ降り注げー!という想いを込めた、縁起の良い名前です!
作品や活動のスタイルやテーマ
わんちゃん・猫ちゃんをモデルにした作品を作っています。
本業が犬・猫に関わる仕事なので、普段からお店に来てくださるお客様へご紹介し、オーダーやワークショップにつながることがほとんどです。
luck_tuftの特徴は、妻がお客様のワンちゃん・猫ちゃんのイラストを描き、私がラグを制作する共同作業です。
サロンで普段から見ているワンちゃんだからこそ、見た目だけでなく、その子の内面から出る雰囲気までイラストにできることがあり、お客様にも喜んでいただいています。
ワークショップサイズは基本30×30cmで、ソフトアクリル毛糸を使っています。
オーダーではウール100%がメインで、サイズはさまざまですが、70×50cmほどの玄関マットサイズを依頼されることが多いですね!
あとは、誕生日プレゼントとして、お名前と年齢を入れた丸型ラグなども作っています。
本業のお仕事がある中で、タフティングを取り入れようと思った理由を教えてください
本業がトリミングサロンと猫雑貨専門店なので、愛犬・愛猫のかわいいオリジナルラグが作れたら、絶対にお客様が喜んでくださるだろうなと思ったのがきっかけです!
お店にタフティングを取り入れて、良かったと感じることはありますか?
サロンのお客様がオーダーしてくださったり、ワークショップに参加して楽しんでくださったり、喜んでいただけたときに、取り入れて良かったと感じます。
多角的に関連サービスを展開することで、お店の付加価値が上がることも期待しています。
はじめたきっかけ
始めたきっかけは、3年前に、毎日録画してまで見ている関西テレビ「よ〜いドン!」の「となりの人間国宝さん」で、タフティング教室が紹介されていたことです。
「めちゃくちゃ楽しそう!これでワンちゃん・猫ちゃんを作れたら最高やん!」と、妻と2人で目を輝かせながら、どこで習えるのかググりまくりました(笑)
当時、大阪で見つけたお店の中からRUGMATAGさんを選んだ理由は、ホームページやInstagramに掲載されていた商品数や経験、タフティングに対する信念に惹かれたからです。
ワークショップの価格は他店より少し高めでしたが、発信から伝わる自信と専門性を見て、「ここにしよう」と即決しました。
最初の作品
初めての作品は、RUGMATAGさんのワークショップで作った、直径60cmの猫雑貨店のロゴマークでした。
5〜6時間ほどかかったと思います。初めてなので完璧は無理でも、「70〜80%くらいはいけてんじゃね?」と自負していました(笑)
とにかく腕がパンパンで、翌日は絶賛筋肉痛。初心者で緊張して、力が入りすぎていたんでしょうね(笑)
3年以上経った今でもお店に敷いて使っています!
思っていたより難しかったこと・これなら自分にもできそうと感じたこと
難しかったのは、タフティングガンから糸が何度も抜けてしまうこと。
直線は思っていたより打ち込めた一方、カーブや細かな部分には難しさを感じました。
それでも、「練習すればなんとかなりそう」という手応えがありました。
はじめる前の不安と、実際どうだったか
始める前の不安は、そんなになかったですね。「できないなら、できないまで」と覚悟していました(笑)
実際に始めてからは、できない理由より、できる理由を探し続けて、なんとかなりました! おかげで迷惑客かってくらいRUGMATAGさんに質問しまくっていたので、時間泥棒のブラックリスト入りはしていたと思います(笑)
初期費用のざっくり帯と最初に揃えたもの
木枠は自分で2枠作り、4,000円ほどでした。
タフティングガン、タフティングクロス、裏地用メッシュ、接着剤、糸通し、万力、練習用の毛糸などを含めても、6〜7万円くらいだったと思います。
プロジェクターは持っていました。
作業場所
最初の作業場所は、お店の倉庫として使っていた6畳ほどの洋室です。
昇降デスクに木枠を常設し、必要な道具はデスク下の収納ボックスにまとめていたため、準備に手間がかからず、すぐに作業を始められる環境でした。
現在は、2階にある猫雑貨店の一角を作業スペースとして使用しています。
毛糸が少なかった頃は大きな紙袋に保管していましたが、現在は専用の毛糸棚を設けて整理しています。
音の感じ方と対策
タフティングガンの音は、思っていたより大きくなかったです。普通の衣類を洗っている洗濯機くらいですかね?
タフティング後に掃除でかける掃除機の方が断然うるさいです(笑) むしろ、打ち込み音が出てくれた方がタフティングしている感じがあって、私は好きですね!
最初に用意してよかった・おすすめしたい道具や材料
これは断然、昇降デスクです! 立ったときの胸のあたりで打ち込むことが多いと思いますが、デスク側で高さを調整できるので、姿勢を大きく変えずに制作できるところが良いですね。
タフティングから少し離れた時期・モチベーションが下がった時期
タフティングは楽しい一方、オーダー作品となると責任感や緊張感も生まれます。 「もっときれいに、もっとかわいく」と追求するほど、疲れてしまうこともあります(笑)
自分の中で大作だと感じる作品を仕上げた後には、「もうしばらくやりたくない!」と思うことも。 ただ、注文を詰め込みすぎないため、少し時間が経つと自然にまた制作意欲が湧いてきます。
本業と並行しながら、タフティングを無理なく長く続けるために意識していることはありますか?
休日に制作することが多いですが、とにかく無理をしないこと。 根を詰めすぎないこと。 根を詰めすぎると体を壊しますから(笑) ゆる〜り、ゆる〜りとやっています。
「自分らしさが出たな」と感じる作品
自分らしさが出たと感じるのは、RUGMATAGさんのウール100%毛糸を使った、大きめのマットです。
アクリルには、ふわっとした質感の良さがあります。 一方でウールは、文字やイラストをピシッと、くっきり表現しやすいところが好みです。
毛糸を選ぶとき、意識していること
オーダー作品では、基本的にRUGMATAGさんのウール毛糸をご案内しています。
自分が「好き」と思える毛糸を使った方が、良い作品ができると思っています。 いろいろな人が使っている毛糸を試しながら、自分の好きな素材を見つけるのがおすすめです。
「作品づくりがしやすくなった」と感じた道具や材料
始めた当初は販売されていなかった、ワンタッチトリマーガイドですね! バリカンの取り付けが圧倒的に簡単になりました。 時短にもつながるので、必須アイテムです。
タフティングをやって一番良かったこと/嬉しかった瞬間
オーダー作品を作り、お客様に喜んでいただけることは、もちろん嬉しいです。
それ以上に、ワークショップでタフティングの楽しさを伝えられたときや、お客様が時間の中でどんどん上達していく姿を見ると嬉しくなります。
途中から慣れてきて、無言で汗を流しながら夢中になっている姿を見ると、「ああ、私もそうだったなぁ」と思います。偉そうにすみません(笑)
タフティングをはじめてからの「自分の変化」
もともとは「仕事が趣味」というほど無趣味だったので、タフティングを始めたことで、本業とは別に夢中になれる趣味ができたことですね。
RUGMATAGでお気に入りのアイテムや印象に残っていること
商品の良さはもちろんですが、何よりスタッフさん全員の人の良さと明るさが、RUGMATAGさんの一番好きなところです!
luck_tuftさんから見たRUGMATAGはどんなお店ですか?
タフティングを本気で広めていきたいという、まっすぐな想いがあふれているお店だと思います。
品揃えが豊富で、新しいことを取り入れるスピードも速く、国内の関連会社とのつながりも強い。 国内のタフティング専門店を代表するようなお店だと感じています。
ワークショップやマスターコースは、技術はもちろん、先生の人柄も大きな魅力です。 やっぱり、楽しく学べないと人には紹介しないですもんね!
これから挑戦したい作品/活動
ワンちゃんや猫ちゃんの顔をモチーフにしたキーホルダーを作りたいです!
トリミングサロンのお客様に向けて、いろいろな犬種のキーホルダーを作れたら最高ですね。
地元のマルシェなどで、タフティングの体験ブースにも挑戦してみたいです♪
これからタフティングを始めたい人へひとこと!
始めるにあたって、思っているほどハードルは高くありません。 興味があるなら、ぜひ一度トライしてみてください!
そして、続けるときは根を詰めすぎず、ゆる〜り楽しみましょう!
本業を大切にしながら、できる形で続けていく
luck_tuftさんの活動から伝わってきたのは、タフティングを大きく仕事にすることだけが、活動の広げ方ではないということでした。
すでにあるお店やサービスに、自分たちらしい形でタフティングを掛け合わせる。 普段から関係を築いているお客様に、オーダー作品や体験という新しい喜びを届ける。
そして、注文を詰め込みすぎず、本業や体調を大切にしながら、自分のペースで長く続けていく。 luck_tuftさんの「ゆる〜り」という言葉には、好きなことを無理なく続けるための大切なヒントが込められていました。
今回の取材では、luck_tuftさんが営むお店へお邪魔しました。
1階は、犬のトリミングサロン「P*WDER DOGSTYLE -trim-」。
P*WDER DOGSTYLE -trim- 公式HPを見る
2階は、猫雑貨専門店「〜necodokoro〜ochama」です。
店長おちゃま
Tufter's Voiceは、タフティングを始めたい方にとっての「具体的なイメージ」となり、 出演者の作品や活動を知っていただくきっかけにもなるインタビューシリーズを目指しています。
luck_tuftさんが「文字やイラストをピシッと、くっきり表現できるところが好き」と話してくださった、RUGMATAGのウール毛糸。
天然繊維ならではの優しい風合いは、愛犬・愛猫のラグにもぴったりです。
ウール毛糸(ニュージーランド産ロムニーウール100%)
発色の良さと、文字やイラストをくっきり表現しやすい仕上がりが魅力の天然ウール毛糸。 耐久性にも優れ、長く使うラグの制作にもおすすめです。