タフティングのデザインはAIで作れる!スマホの写真1枚から図案を作る方法

タフティングのデザインはAIで作れる!スマホの写真1枚から図案を作る方法

執筆:辻()

「作りたいラグのイメージはあるけれど、うまく図案にできない」
「絵を描くのが苦手で、デザインを考えるところで止まってしまう」

タフティングを始めると、意外と悩むのがデザインづくりです。 写真のような細かな表現を、そのまま毛糸で再現するのは難しく、 タフティングで作りやすい形に整える必要があります。

そんなときに使えるのがAIです。 スマホにある写真をChatGPTに読み込ませるだけで、 タフティング用の図案づくりを手伝ってもらえます。

今回は、実際に愛猫の写真1枚から図案を作り、ラグにするまでをご紹介します。
絵が描けなくても、デザインソフトが使えなくても大丈夫です。

まずやることは3つだけ

  1. ChatGPTを開く
  2. ラグにしたい写真を入れる
  3. この記事の指示文を送る

タフティング自体が初めての方は タフティングとは?やり方・魅力・作れるもの完全ガイド もご覧ください。

写真をタフティングのデザインにする

今回は、スマホで撮った愛猫の写真を使います。 最初は主役の形や輪郭がわかりやすい写真がおすすめです。

BEFORE 元の写真

タフティングのデザイン元にしたクリーム色の長毛猫

AFTER AIで整えたデザイン

猫の写真をAIでタフティング用に整えた最終デザイン

写真をChatGPTに入れる

ChatGPTを開き、入力欄の「+」から写真を追加します。

ChatGPTアプリの入力画面。左下の+ボタンから写真を追加する

タフティング向けの図案にするポイント

細かい部分を減らし、色と線をはっきりさせるのがポイントです。

元の表現 作りやすくする
細かい描き込み 大きな面にまとめる
色数が多い 似た色をまとめる
グラデーション 境目をはっきりさせる
細い線 太くする・省略する
小さなパーツ 必要なければ省く

タフティングガンで打つ1本のラインは、だいたい8mm〜1cmほど。 細い線より、太い線とはっきりした色分けの方が再現しやすくなります。

サイズを合わせる方法は タフティングでサイズ通りに仕上げるには? で紹介しています。

そのまま使えるAIへの指示文

写真を追加したあと、下の文章をそのままコピーして送ってください。

ここから下をコピー

添付の画像をもとに、元のモチーフの特徴を残したまま、タフティングで制作しやすいイラストにしてください。

条件:

  • 背景は削除し、主役のモチーフだけをわかりやすく残してください
  • 元画像の形、バランス、特徴が大きく変わらないようにしてください
  • 細かすぎる模様やパーツは省略または簡略化してください
  • 毛並みや質感の細かい描写は減らし、面でわかるデザインにしてください
  • グラデーションは使わず、色の境界をはっきりさせてください
  • 似ている色はできるだけまとめて、色数を減らしてください
  • 細すぎる線は避け、ラグとして表現しやすい太さにしてください
  • 小さな独立したパーツはできるだけ減らしてください
  • シンプルすぎて別物にならないように、元のモチーフらしさは残してください
  • 全体として、かわいく見やすく、タフティング作品にしやすいイラストにしてください

気になる部分があれば、 「もう少し色を減らして」「毛並みを簡単にして」 など、そのまま伝えればOKです。

※ AIが元写真の特徴を変える場合があります。残したい目・模様・毛色などは、元写真と見比べながら調整してください。

※ キャラクター、ブランドロゴ、他の方の写真や作品などを使用する場合は、著作権・商標権など第三者の権利にご注意ください。

実際にChatGPTで図案を作ってみました

今回は、最初の指示を含めて4回で完成しました。

1回目 写真+指示文を送る

ChatGPTに猫の写真とタフティング用イラストの指示文を送信する画面

写真を添付して、上の指示文をそのままコピーして送ります。

2回目 毛並みを簡単にする

猫の毛並みを簡素化するようChatGPTへ追加指示した画面

毛並みが細かかったので、「もう少し毛並みを簡素化してください」と送りました。

3回目 色の境目をはっきりさせる

グラデーションをなくし輪郭をはっきりさせるようChatGPTへ指示した画面

目や輪郭がぼやけていたので、「グラデーションではなく、はっきりとした輪郭線で表現、もしくは省略してください」と送りました。

4回目 輪郭を整えて完成

毛並みの輪郭をさらに簡素化するようChatGPTへ最後の指示をした画面

最後に「毛並みの輪郭をもう少し簡素化してください」と送って、外側を整えてもらいました。

ChatGPTでタフティング用に整えた猫の最終図案

細かな線が減り、色の境目もわかりやすくなりました。

AIへの指示は難しく考えなくて大丈夫です。 見て気になったところを、そのまま言葉にしてみてください。

できた図案を実際にタフティングする

STEP 1 図案を基布に写す

AIで作った猫の図案をタフティングクロスに写している様子

図案をタフティングクロスに写します。複雑な形はプロジェクターで投影すると簡単です。

文字など向きがあるデザインは注意: 裏側から打つため、完成時は左右が反転します。

STEP 2 毛糸を選ぶ

AIで作った猫の図案に合わせてタフティング用毛糸を選んでいる様子

図案を見ながら、近い色の毛糸を選びます。

STEP 3 タフティングガンで打つ

AIで作った猫の図案をタフティングガンで打ち込んでいる様子

輪郭や色の境目から先に打ち、そのあと広い面を埋めます。

猫のデザインをタフティングガンで打ち終えた状態

STEP 4 仕上げる

裏面に接着剤と裏地を付け、最後に表面を整えれば完成です。

AIで作った図案から仕上げまで終えた猫型のタフティングラグ

仕上げまで終えた状態です。

写真1枚からラグが完成しました

AIで作った図案から制作した猫型タフティングラグとモデルになった猫

モデルになった本人と並べて。

写真からAIでタフティングの図案を作ってみよう

写真を入れる → 指示文を送る → 気になる部分を直す。 この流れで、写真からタフティング用の図案を作れます。

まずはスマホの中から「これをラグにしたい」という写真を1枚選んで試してみてください。

自宅でタフティングを始めたい方は タフティングを自宅で始めるには?|環境・道具・準備の全手順 もご覧ください。

図案ができたら、実際にラグを作ってみよう

自宅でタフティングする方へ

図案が決まったら、毛糸や基布など制作に必要な材料をそろえます。

タフティング用品を見る →

道具をそろえる前に、まず作ってみたい方へ

RUGMATAGのワークショップでは、自分で作ったデザインを使って実際にラグを制作できます。

ワークショップを見る →

※ AI画像の仕上がりは使用するツールや指示によって変わります。ChatGPTの画面や操作方法は更新により異なる場合があります。

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