【初心者必見】タフティングに必要な機材・資材を知ろう!
こんにちは。大阪の森ノ宮でタフティングのワークショップと機材・資材の専門店を運営しているTufting studio & shop RUGMATAG(ラグマタグ)です。
今回はタフティングをするにあたって必要な機材・道具・資材を詳しくご紹介します。「タフティングを始めたいけど、何から揃えていいのかわからない」「これってどういう時に使うんだろう」とお悩みの方の参考になれば嬉しいです。
「タフティングをはじめたいけど、まずは何をすれば良いのかわからない…」という方はこちらの記事「タフティングの始め方」 も参考にご覧ください。
機材・道具
・タフティングガン
毛糸を布に打ち込むために必ず必要なタフティングガン。
当店ではAK-1(カットパイル)、AK-2(ループパイル)、AK-DUO(カット&ループパイル)の3種類を取り扱っており、それぞれカラーを選択していただけます。
タフティングガンの種類や選び方については詳しく解説したこちらの記事をご覧ください。
※大手オンラインショッピングモールなどで購入されたタフティングガンのメンテナンス・修理依頼のご相談が多々ありますが、ラグマタグでは他社製品のご相談はお受けしておりませんのでご了承ください。
タフティングガンは製品の性質上トラブルが起きる可能性があります。メンテナンス・修理対応が可能な専門店でのご購入をお勧めいたします。
・タフティングフレーム
布を貼るために必要なタフティングフレーム。
フレームは組み立て式を購入、もしくはDIYで作る方法があります。
当店では組み立て式アルミフレームを3サイズ展開で取り扱っております。
タフティングフレームの作り方、設置方法はこちらの記事から詳しくご覧いただけます。
・カーペットトリマー
仕上げ時に使うカーペットトリマーです。
縁や表面の処理、カービングという浮き彫り加工など、ラグの毛並みを綺麗に整えるのに必要です。
トリマーガイドを取り付けることで簡単にラグの表面を整えることができます。
トリマーガイドで表面を仕上げる方法の記事はこちらからご覧ください。
・玉巻器
玉巻器はあらゆる形状の毛糸を玉巻にできます。
玉巻にした毛糸は糸たてが不要、真ん中からスムーズに糸を引き出すことができます。コーン巻の毛糸を複数に分ける際などにも便利です。
コーン巻きの毛糸だけを使用する場合は必要ないですが、持っていた方が何かと便利です。
当店では安心のブランド、DARUMAの玉巻器を販売しています。
・糸たて
コーン巻の毛糸を固定できる糸たてです。
当店では2種類取り扱っており、使用するコーン数によって選ぶと良いでしょう。
※玉巻きの毛糸は使用できません。玉巻きの毛糸はカゴなどに入れて使用すると転がらずに使用できます。
・ハサミ
ハサミは毛並みを整えたり、ラグの縁を処理したりするために必要です。
毛糸が切れるハサミであれば何でも構いません。当店ではラグ用ハサミを2種類取り扱っております。
・プロジェクター
作品のデザインを基布に転写する際に使用するプロジェクターです。
スマホやiPadなどとミラーリングできるものを選びましょう。
フリーハンドでデザインを書かれる方には必要ありませんが、あると便利なアイテムです。
プロジェクターを使用した投影・転写方法はこちらの記事を参考にしてください。
・ミキサー
接着剤を撹拌する際に使用するハンドミキサーです。
当店で取り扱っている接着剤は、撹拌させると2~3倍ほどに膨らみます。
そのため大きめのバケツやボウルを用意して撹拌させましょう。
※写真はスタッフ私物。中古を1000円程度で購入。
当店では一度にたくさん撹拌することができる業務用のミキサーを使用しています。
資材
・基布
毛糸を打ち込む為のベースになる基布(タフティングクロス)です。
当店ではMIYOSHI RUGさんで実際に製品に使用されているヘッシャンと、
ガイド線付きのタフティングクロスの2種類の基布を取り扱っております。
初心者の方にはガイド線付きのタフティングクロスをお勧めしますが、へッシャンは国産で価格も抑えめです。
両方試してお好みの方を使用するのが良いでしょう。
・裏地
ラグの裏面に必要な裏地です。
当店ではMIYOSHI RUGさんで実際に製品に使用されているメッシュの他、滑り止め付きのバッキングクロス、バッキングテープと組み合わせて使用するバッキングクロスの3種類の裏地を取り扱っております。
それぞれ見た目・機能性・手間が違うため、こちらも試してみてお好みの物を探すのが良いでしょう。
・毛糸
布に打ち込むための毛糸。
主流の家庭用タフティングガン(例:AK-1)を使ってラグを制作する場合、アクリル毛糸かウール毛糸が適しています。コットンや化学繊維系の毛糸や手芸用の物は家庭用のタフティングガンでは切れにくかったり、ハサミを傷める物が多いです。
ラグ用の毛糸以外はタフティングガンの故障の原因にもなりやすい為、ラグ用の毛糸を使用することをお勧めします。
毛糸の選び方についてはこちらの記事で解説しております。
タフティングに適した糸の選び方
・接着剤
基布と毛糸と裏地を接着するのに必要なラグ用接着剤です。
当店では2種類の接着剤を取り扱っております。
RADITEX(裏地用糊)はメッシュと組み合わせて使用することで切りっぱなし仕上げが可能、滑り止め効果も強くなります。
こちらもMIYOSHI RUGさんで実際に使用されているプロ用の資材です。
タフティング用バッキング剤(ラグ用接着剤)防ダニ成分配合は、敷物工場でも使用されている、防ダニ効果(実証試験済)のある接着剤です。
どちらもミキサーで撹拌して使用します。
・タフティングガン用のオイル
タフティングガンのメンテナンスに必要なオイルも準備しておきましょう。
当店ではこちらの(株)エーゼット チェーンソーオイルを使用しています。
ホームセンターなどで購入可能です。
・グルーガン(裏面縁用)
バッキングテープと組み合わせた仕上げ方に必要です。
・下書き用ペン
デザインの下書き、転写する際に必要です。速乾性のあるものがお勧めです。
まとめ
今回は「タフティングに必要な機材・資材」についてまとめてみました。
当店では届いたその日からタフティングを始めることができるタフティングスターターセットを販売しております。1枚のラグを作るのに必要なツールを全て揃え、ツールだけではなくラグを1枚作る基本の流れ、各アイテムの使用方法をまとめたスターターセットご購入者限定のタフティングスタートマニュアルが付いているため、安心してタフティングを始めることができます。
タフティングの機材・道具・資材など揃えるのは少し大変ですが、揃えてしまえば毛糸や布、接着剤などの消耗品以外は長く使える物ばかりです。
これからタフティングを始めるという方は、最初に揃えるアイテムの参考にしていただき、安心してタフティングライフを楽しんでいただければと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。RUGMATAGでは、今後もタフティングに関する様々な記事を投稿していく予定です。新着情報はinstagram・Twitter・LINE公式アカウント・メールマガジン(下記)などで定期的にお知らせしていく予定です。ご興味のある方はぜひ、SNSのフォローやLINE公式アカウントの友達追加、メールマガジンへの登録をよろしくお願い致します。